長野県塩尻市の土地家屋調査士 田中秀明です。
今日は、土地家屋調査士試験の択一問題についての勉強方法を書きます。
勉強の方法は人によって違いますが、少しでも参考になったら嬉しいです。
①択一の勉強は過去問だけで大丈夫なのか?
はい。大丈夫です。これは自信を持って言い切れます。択一につきましては95パーセント過去問しかやっていません。
②どのくらい過去問をやれば大丈夫か?
まぁこれは人によって違うでしょうけど。私の場合は日建学院の講義を受ける前に、過去10年分の過去問を3周くらいやりました。その後、日建学院の過去問集をもらい、中を見たところ不動産登記法だけで345問ありました。民法、土地家屋調査士法合わせて100問くらい。これを7周くらいやりました。このくらい量の過去問を10周やればまちがいないでしょう!ここでポイントが2つ程あります。
1つ目はよく言われてることですが、択一の肢を一つずつ解いていく。問題の形式が組み合わせ問題であろうがなかろうが、肢の正誤をつけていく事。そして肢の一つでもわからなかったり、曖昧な問題は不正解として印をつける。何度もやると、答えを覚えてしまう。と言った意見もあります。肢の全部に正誤をつけるやり方だとなかなか答えは覚えられませんよ。もしくは問題を覚えてしまう。という方。すごいです。が上等じゃないですか。全部覚えてしまえば完璧になりますよ。わずかな違いに違和感を感じるようになれますからね。出来る人は端から覚えてください。
2つ目は繰り返す間隔です。1問目から345問目までやったあと、また1問目から345問目までやってると、なかなか覚えられないんです。だから最初はとりあえず1問目から345問目。2回目は1問目から50問目。でもう一回1問目から50問目。その次、51問目から100問目。もう一回51から100。って感じで最後まで。その次は1から50問目。でその次は1から50問目の間違えたやつだけ。って感じでやっていきました。不思議と間違える問題ってまた間違えるんですよ。。。。あと問題数ですけど50問ずつではなく20問とか30問でもいいので自分のやりやすいペースをみつけてください。
③条文学習、テキスト学習について
私、これはほとんどやってません。条文学習をしようとしたんです。何を言ってるのかよくわからない条文が結構あって。理解できる条文ってのが、あぁこれはあれの事をいってんだよね。ってなるのが過去問で見たことあるヤツなんですよ。だから過去問ってのは条文をわかりやすいように聞いてくる問題なんですよ。だから、過去問を完璧にしておけば大丈夫なんです。テキストはわからない所をピンポイントでみるくらいでいいんではないでしょうか。私はわからない過去問を何度も何度も解いていくうちに理解できるようになっていました。テキストは読んでいません。わからなかったら、とりあえずスルーして。次はちょっと立ち止まってスルーして。次もちょっと考えてスルーして。って感じで少しづつ理解していったらいいんではないでしょうか。
スケジュールで書きましたが、とりあえず択一については過去問をやりこみます。5月連休までには8割くらい完璧にしておくと後が楽です。5月連休後は1日20問とか軽く流す感じ。または間違えた問題だけ20問やるとか。それだけでなんとかなります。逆に言うと気合入りまくって人なら、5月過ぎで全然過去問やってなくてもなんとかなるかもです。大変だけどね。あと自分で決めた1日何問やる。ってのは守ることは大事ですが、眠い時に無理してやっても覚えてませんからね。無理して1日5時間より毎日1時間を5日続けるほうが身に付きます。
私はこんな感じのやり方で令和元年の択一は18問正解でした。
今日は昨日より少し伝えることができたような気がします。明日は書式について書きたいとおもいます。ありがとうございました。
コメント