長野県塩尻市の土地家屋調査士 田中秀明です。
今日は土地家屋調査士試験の書式問題の勉強方法について書きます。
①実際にどのくらい図面を書いたのか?
私が土地家屋調査士試験について調べていた時、図面については最低200枚って情報がありました。これについては本当にそのとおりではないかと思いました。私はそれ以上に書きました。何枚書いたかは覚えてませんが、最後の追い込みの勉強で、過去問20年分を3周(2枚×20年×3周で120枚)と答練10回分+総合模試1回を3周(2枚×11回×3周で66枚)を書いたのでそれ以前に練習した分をいれると300枚は書いたと思います。
誰にでも得意、不得意があると思います。私は土地が得意でした。建物については書き写すだけのはずなのに何故か苦手でどうしても時間がかかってしまいました。いろいろ考え、試しました。ペンとか定規とかもいろいろと試しました。高いペンも買ってみたけど、お勧めはゼブラのサラサ0.3です。あと最近買ったんですがジェットストリームの0.3だっけ?細くて図面によさそうでした。
②図面を早く書く方法について
これは練習しかないですね。書き込む以上。と言いたいのですがせっかく読んでくれている人の為に私の方法を書きます。それは段取りを意識すること。手順を決めて毎回、同じやり方で書く事。段取りを意識するのは、図面を書くだけでなく例えば仕事中でも車の中でも考えることができます。建物図面が先か、各階平面図が先か。建物の寸法を自分のわかりやすいように書き写しやすいようにするには、どこを基準にしたらいいのか。例えば建物基準で書くのか。敷地基準で書くのか。私はこの段取りを意識する方法は申請書の勉強を運転中によくやってました。まずテーマを決める。土地。目的は?分合筆。添付書類は?基本セットをまず言います。申請者は?じゃあ申請者用の添付書類は?会社だったら?相続人だったら?代位者だったら?合筆だから登記識別情報と印鑑証明書でしょ。あと登録免許税もいるな。あと地目とか地積は?注意するところは?一部地目変更の場合は地積の小数点以下気を付けないと。で登記原因日付は?そしたら図面のチェックを思い浮かべます。所在地、地番、方位、縮尺、境界標の種類、単位、測量年月日、測量系の記号番号、三角点の座標値、筆界点間距離、地番、隣地の地番。なんかぬけてる?まぁとにかく、思い浮かべるだけで申請書なり図面が浮かんでくるようにするとだいぶミスが減ります。あと、答練とか模試とかで間違えてしまった問題ですが、それはチャンスと捉えてください。間違えた問題はチャンスなんですよ。点数が悪くたっていいんです。本試験で結果を出せばいいだけですから。がんばってください。
あ、書式の過去問をやってみると、最近記述式の問題が出てきています。なんとなくこの辺でそうだなって思い当たるところが、択一やってみると気になるもんなんです。私は令和元年で合筆制限の6つが出ると思って覚えました。出なかったけど。頭じゃわかっていても書けって言われるとなかなか書けないもんですよ。書けるように意識することも最近の試験では必要かなって思いながら勉強していました。
以上で土地家屋調査士試験の書式勉強について書きました。読んでくれてありがとうございます。
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